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masumacDiary

念願叶った縦書き日記。ぜひPCモードでご覧いただきたい!

狂言。 

観劇/鑑賞 |


 あしたは陰陽師やりますね。
20121030

 この日曜日、初めて狂言の舞台を観てきました。ここは正直に申しましょう。野村萬斎さんが観たかったから行ったんです。萬斎さんのことを好きな友人が誘ってくれたんです。でももちろん狂言にも興味はありましたよ。ただ萬斎さんじゃなかったら、直接足を運ぶことまではしなかったんだろうな…。。
 以前千駄ヶ谷にある会社に勤めていたので、国立能楽堂はランチの場でした。館内の食堂は平日ランチやっているのだ。いつか舞台観にきてみたいなぁとは思っていたけど、案外早くに叶いました。

 さて肝心の舞台ですが。
 なんせはじめてなもんで、まず場の雰囲気にのまれ。ほえ〜、ほあ〜、としているうちにあっさり始まり。普通のホールなどでの劇と違って、幕もなく舞台見えているし、スポットライトが当たるでもなく、「そこからそのまま」始まる印象。一瞬で入る「スイッチ」はなんだ?演者の存在感?

 わたしの萬斎さんのイメージは朝ドラ「あぐり」のエイスケさんと「陰陽師」の安倍晴明サマ。だけどこっちが「本家」の萬斎さんなのだよね。わたしはこういうとき、情けないかな表現が下手でコトバにできないので、感覚でお察しください。日本の伝統芸能って美しいですな。すごいね。身体が表現媒体というか声も動きも、制約ばりばりなのは日本らしいというのだろうか…。「型」というのですか。すり足、独特の姿勢。声。
 敷居が高そうに見えて、狂言の内容は結構庶民的なものが多いらしく、話が面白く楽しめた。特に「茸(くさびら)」は可愛かった!!狂言には人間外の生き物も出て来るのね。それが今回は「きのこ」。しゃがんだ姿勢のまましゃかしゃか動き回る様子は、ディズニーアニメの「ファンタジア」のキノコの踊りを思い出した。可愛いんだよ!これが。狂言で可愛いと思うとは想定外だったわ〜。

 明日はそんな萬斎さんの「陰陽師」(あれ萬斎さんの映画初主演作だったんですね)をテレビでやりますね。観たいっ。
 そして11月公開の「のぼうの城」も観たいっ。

 11月は堺さんの映画も公開控えてるんだよ。(「その夜の侍」)
 (↑なぜいきなり堺さんになるかな)

 忙し忙し。そわそわ。
 あっ、オーストラリアではBeck のライブもあるんだよな〜。ネットで観れないかな〜。

 あっ!!陰陽師といえば、YouTube にこんな動画がありました。
 かかかかかっちょいい!!

陰陽師ー舞ー

 今日は満月ですって。
 だば。

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殺陣語り。 

観劇/鑑賞 |


殺陣についての考察

 しつこいようだが今回も蛮幽鬼絡み。しかしネタは殺陣、と、こうくれば如何な新選組以外の話題とは言え、多少の興味はおありでは?と、思うが如何がか。
 口調は副長、でもますだ。

 さて前回、早乙女太一さんの殺陣は「綺麗すぎる」と申しましたが今回さらに失礼の上塗りになるやもしれません。ご気分を害されたならご容赦を。
 蛮幽鬼「ゲキ × シネ」初日舞台挨拶かな?(てかこの舞台挨拶、進行役アナウンサーが居らず、役者自らが仕切るってなんだ。いやある意味すごいオイシイ。上川さん割と地でツンデレ。)上川さんが太一君の殺陣について触れ、「グリップのにぎりが柔らかい」的な事をおっしゃっておりました。すなわち刀の握り方がソフトだと。ゆえに殺陣の最中に刀が吹っ飛んだことが数回あった、と。それで合点がいった。彼の殺陣はやはり「舞い」なのだ。ギュッと刀や槍を握ってしまうと、手首が硬くなってあんなにしなやかに振り回せないそうだ。
 そこで、だ。「殺陣=斬り合い」という、この新選組仕込みの脳みそが、だよ。それじゃ違和感感じるわ。ちょっと掠って刀吹っ飛ばすって、斬り合いじゃ命を落とすに等しい。その「凄み」みたいなものを、彼の殺陣からは(わたしは)感じないから、「斬ってそう」な殺陣をする上川さんの方に目が釘付けになるのだわ。
 思い起こすと時代劇でもそうなのだ。
 ここからはちょいとマニアックなので、分かる人にしか分からんかも知らんが、仕方がない。
 例えば里見浩太朗の殺陣はやはり「綺麗」に属すると思う。日舞みたいなんだよね。で、一方。役所広司。(例:「三匹が斬る!」)役柄的に荒々しい浪人だからか何なのか、やっぱ「斬ってそう」なのに「速い」っていうのでしょうかね。勢いはあるけどスポーツでもない、殺気立ってるっていうか。あぁ、山本耕史もウマイ気が(例:「居眠り磐音」)。山本耕史の殺陣はなめらかなのに重みもあった系だった気がする。わたしは磐音さんは原作派なので、テレビの方はむしろ殺陣の場面だけ観る感じなくらい、山本耕史の殺陣も好き。彼はきっと筋肉しっかり付いてるんだろうな、あの振りの速さ。重さがね、感じられるというかね、「刀振って人斬ってます!」っていう迫力。これが重厚さというか緊張感を呼ぶと思うのだ、殺陣の。ドキドキするのだ。上川さんとか役所広司とか、それこそ「気合い」と共に刀振ってないか?と思う。
 あれ?いきなり思い出したけど、仲代達矢の昔の映画だっけ?撮影を真剣使って演ったとかって…何で聞いた(読んだ?)話だっけか…そりゃ凄みどころのハナシじゃないぜ。

 まぁ、殺陣に何をそんなにリアリティーを求めるんだ、って話なんだが。でも「本気度の高い」殺陣って、剣道の試合みたいなんだもん。わたしは剣道経験はないが、テレビで試合をじっと観ていたことがある。どんどん上位の人の試合になるにつけ、動かなくなり、睨み合う。ただそれだけなのに、こっちも眼が離せない、息の詰まる緊張感。一瞬の動きでケリが付いたときの驚きとある種の爽快感。普通のスポーツにはないよな、と。あれは「武道」なんだわ、と。

 最後。
 これは殺陣と何も関係がないが。
 蛮幽鬼では、それはそれは上川さんが汗だっくだく。水を被ったかってくらい。そこで共演者さんが、インタビューでおっしゃっていたことが面白かった。堺さんも汗だくだったけど汗の種類が違う、と。上川さんは「テンションを瞬時にマックスまで上げてくる力がある。あの汗は彼のエネルギーを表している気がする」と。かっこいいぞ、上川さん!!さすが副長!!

 そして。個人的には「言葉じゃねえんだよ、僕を見ろ」
 青かった自分を語る、そんな堺さんが大好きです(笑)

 …と、まぁ殺陣について勝手に語りましたが。
 「沖田先生、風みたい」という沖田先生の殺陣をもし演じるとなったらば、この舞いの様な軽やかな殺陣が良いのか、否や。多恵子先生は早乙女太一の殺陣がまさに総司、とおっしゃっておりましたっけ…。


03:05 |  trackback: 0 | comment: 0 | edit

上川氏絡みで。 

観劇/鑑賞 |


蛮幽鬼
 風ファンならば知っている、土方副長のモデルは上川隆也さんだ、と(そうだよね?)。実際ドラマCD でも土方さんのお声担当。もうわたしは土方さんは上川さんで上川さんは土方さん。「上川隆也」で画像検索するとずらっと並ぶお顔がもう風の土方さんに見えて来て仕方がない病っぷり。実際洋装の土方姿の上川さんが混ざったりするしさ(舞台「燃えよ剣」の1シーンと思われる)。
 それはさておき、まぁそんなこんなで上川さん主演の舞台、「蛮幽鬼」です。「風を継ぐ者」をきっかけにこのDVD に巡り会うに至ったのですが、まあこれを見ないのは損ですよ、貴方。本当に上川さんが格好良い!!のだ。なんだこの人。殺陣シーンも抜群に素敵。それは先の「風を継ぐ者」でも思ったけど。早乙女太一も出ているのだが、彼の殺陣も美しいですよ。うん、美しい。早乙女太一の殺陣は流れるような動きがすごい。あり得ない低い姿勢だったりするのにもの凄くなめらかに移動する。これは舞を見ていてわかる。あんなポーズやこんなポーズをなめらかにできるってのは相当な筋力がなかったらできるものじゃない。しかし。殴られるのを覚悟で言えば、「綺麗すぎる」から私はやはり「殺気在る」上川さんの殺陣のほうが惹き付けられる。そして意外(笑)にも堺さん(堺雅人)も殺陣がウマイ!!腰が据わってる。運動苦手らしいのに、それこそ休憩の合間もずっと殺陣の練習していたそうな。上川さんも、堺さんのテーピングが日に日に増えてミイラ男みたいになっていた、って何かのインタビューで語っていた。
 
 ざっくりではありますが、ネタバレ要素満載になるので、知りたくない方は読まない方がいいかもしれません。ま、ストーリーとかあまり具体的なことは言いませんが(多分)。ここまで読んでちらりと興味の湧いた方、予告動画が見れまっせ。中盤の堺さん×早乙女太一の殺陣シーン、一瞬ですがカッコイイっすよ。
 コチラカラドウゾ◆蛮幽鬼
 とりあえず舞台上の上川さんは格好良過ぎてもうどうしようもありませんね。後ろ姿も抜群にカッコイイ。歌っちゃうのも一興。そしてちょっとコミカルシーンは、もう、上川さん♡(は?)徹底的に「熱くて真っ直ぐな」男を演じてます。仕草がいちいちカッコイイんだよな〜。特に終盤の、黒装束に銀髪を振り乱して乱舞する殺陣は堪りません。なんだこの人。
 そして堺さん演じる暗殺者、サジ。
 なんだこの人、とここでも言わせていただこう。笑顔で人を殺す暗殺者。終止笑顔。気味悪いほどに笑顔。ご本人いわく「もう少し真顔を混ぜたつもりだった」らしいですが、記憶にある限り、そんな真顔は2回ほど。ん?3回?…つまりそれほど一瞬の真顔にまた、どきりとする。ウマイ。普段の笑顔だけに、真顔の眼差しに射殺されるかのよう。あとリーハイでも思ったが、堺さんは声のトーンの使い方も絶妙だと思う。もともと優しい声音だけど、喉につっかかったような地声で叫ぶように話してたかと思うと、瞬時にアナウンサーばりの中低音の透き通った声で、ささやきかけるように話したり。そういう切り替えにまた惹き付けられるんだなぁ。で、殺陣シーンになるとこれまた意外と男っぽいんだ。最後の方、サジと土門どもん(上川さん)が刃を交えるシーンがあるのだが、そこがまた…いいんですよ!!信頼していた友に裏切られた思いの土門だけど、きっと気が付いたんだろうなぁ、サジが「信頼するという事を知らない」のだと。でもサジも「何か」を感じてはいたんだろう。あの土門の問いに対する、「君には…あるのかい?」の言い方が!
もうなんですか!

 …コホン。
 さてそんな蛮幽鬼ですがね、去年買ったんです、DVD 。通常盤。
 で。
 なんということか「スペシャルエディション」なんていうモノがあるんですよ。あったのは後日知って、一度は諦めていたのだが。収録内容に「殺陣シーン別編集映像」ってなんだそれ!!見たい!!…で、買ってしまったよ…。今日、ポチっちゃったよ…。通常盤の蛮幽鬼DVD 、欲しい方居ないかな。三千円くらいでお譲りしますよ。定価の半額っすよ、奥さん。…いやマジですよこれ(笑)。
 そしてあと五百円で送料無料ってんで、三谷幸喜「ヴァンプショウ」まで購入。送料のが安く済むのに(笑)。最初、「いやいや、緊縮財政の中、無駄遣いはいかんぜよ(なぜか土佐弁)」と思ったが、観劇を無駄遣いとして何とする!こういった文化的なものへの投資を「無駄」としたら精神的な貧乏になっちまう。それこそ、本も漫画も映画も音楽も、「無駄」呼ばわりになってしまうではないか。それはチガウ。俳優さん、脚本家、演出家、舞台という存在、演劇という存在、物語、文学…そういったものへのすべての敬意を込めて!ポチしたのです。

 ……ま、衝動買いへの壮大なる言い訳である。
22:58 |  trackback: 0 | comment: 2 | edit